これからランニングを始めるあなたへ!どこを走ればいい?【コース選びの5つの基準】

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ランニングを始めたばかりの方、これから始めようと考えている方。

「よし、走るぞ!」と意気込んだはいいものの、「そもそも、どこを走ればいいんだろう?」「ランニングコースとして決められた場所を走らないといけないの?」と疑問に思ったことはありませんか?

結論からお伝えします。 安全な道であれば、どこを走っても大丈夫です!

公園のランニングコースや陸上競技場は確かに走りやすいですが、必ずしもそこに行く必要はありません。大切なのは、あなたが安全に、そして楽しく走り続けられる場所を見つけることです。

今回は、私がいつもランニングコースを探すときに基準にしている5つのポイントと、その理由について解説していきます。

私がコース選びで大切にしている5つの基準

私がコースを選ぶときの判断基準は、主にこの5つです。

  1. 歩道が広い
  2. 交差点が少ない、信号が少ない
  3. でこぼこした道が少ない
  4. ある程度距離がある
  5. できれば周回できる

順番に見ていきましょう。

1. 歩道が広い

理想を言えば、横に3人程度並んでも余裕があるくらい広い歩道がベストです。

人とすれ違うときや追い越すとき、道が狭いと接触してしまうリスクがあります。いきなり真横をビュンッと追い抜かれると、歩いている人はびっくりしてしまいますよね。最近ではスマートフォンを見ながら歩いている方も多いので、お互いが安全な距離を保てるよう、十分なスペースがある道を選んでいます。

近所に「歩行者専用道路」などがあれば最高です。もし心当たりがなくても、一度ゆっくり散歩しながら近所を探索してみると、意外な穴場コースが見つかるかもしれませんよ。

2. 交差点が少ない、信号が少ない

次は、人との接触リスクに加えて、自動車との事故を避けるための基準です。

「信号がある交差点なら安全じゃないの?」と思うかもしれません。しかし、ランニングのスピードは意外と速く、ドライバーが左右確認をしたタイミングでは、まだランナーが視界に入っていないことがあります。

もちろん、歩行者が優先ですが、ドライバーに認識されていない可能性も考えておくべきです。特に夜間は、「自分の姿は相手からほぼ見えていない」と思うくらいで丁度よいでしょう。

信号のない交差点は、一時停止が徹底されていないことも多く、さらにリスクが高まります。事故にあって辛い思いをするのは自分自身です。見通しの悪い交差点では無理せず歩く、夜間は反射材やライトを身に着けるなど、自分の身は自分で守る意識が大切です。

3. でこぼこした道が少ない

これは、捻挫などの怪我を防ぎ、快適なリズムで走るための観点です。

歩道には、駐車場の出入り口などで車道に向かって傾斜がついている場所が多くあります。また、街路樹の根が盛り上がって地面がでこぼこになっていたり、アスファルトが古くなって剥がれていたりすることも。

こうした道を走ると、捻挫のリスクがあるだけでなく、障害物をよけるために不自然な走り方になり、足への負担が増えてしまいます。何より、走るリズムが乱されるので、単純に走っていて楽しくありません。

これも実際に自分の足で走って確認するしかないので、私自身も日々、より良いコースを開拓しています。

4. ある程度距離がある

安全に走れる道を見つけても、例えば1周200mくらいの短いコースだとどうでしょう。走ることに慣れてきて、5km、10kmと走れるようになってくると、同じ場所を何十周もグルグル回ることになり、飽きてしまう可能性が高いです。

私も走り始めた当初、家の周りの1周1kmほどのコースを走っていましたが、5km以上走れるようになると、だんだん物足りなくなり、景色が変わらないことに飽きてしまいました。今の私の場合、1周5km程度のコースが飽きずに走れる丁度よい距離だと感じています。

これは性格によるところも大きいので、自分が楽しく走れる距離やコースを考えてみましょう。

5. できれば周回できるとよい

ランニングに慣れてきて、「今日は20km走るぞ!」となった時を想像してみてください。

家からひたすらまっすぐ10kmの道を走り、そこからまた10km走って帰ってくる……それでも良いのですが、もし途中で体力の限界が来たら、そこからが大変です。

その点、周回コースであれば、体調に合わせて「今日は2周でやめておこう」といった調整がしやすいですし、荷物をスタート地点に置いておくこともできます。折り返しコースでも問題ありません。

長い距離を走れるようになると、色々な場所に行ってみたくなりますが、必ず「どうやって帰るか」まで考えてコースを設定しましょう。汗だくのまま公共交通機関に乗るのは、少し気が引けますよね。

【番外編】夜に走るなら

上記の基準に加えて、もし夜に走るのであれば**「街灯が明るいか」「治安が良いか」**という点も重要になります。

ただ、特に女性の場合、この条件を加えると走れるコースがかなり限られてしまうかもしれません。私自身も、安全面を考慮して、最近は夜ではなく朝に走るようにシフトしました。

まとめ

私がランニングコースを探す際に気をつけている基準をご紹介しました。

もちろん、これが絶対の正解ではありません。大切なのは、あなたが「ここなら安心して走れる」「走っていて楽しい」と思えるお気に入りのコースを見つけることです。

最近では、インターネットで「(地域名) ランニングコース」と検索すると、おすすめのコースがたくさん出てきます。そうした情報を活用するのも一つの手です。

ぜひ、あなただけの「マイコース」を見つけて、ランニングライフを楽しんでくださいね!

ABOUT ME
DENDEN
DENDEN
会社員
45歳、10年以上運動ゼロだった私に、2024年夏、マラソンの神様が舞い降りました。2025年の北海道マラソン完走を目指しています。 走り始めては体の不調やケガに悩まされる日々でしたが、その度に自分の「体と心の声」に耳を傾け、乗り越える術を学んできました。 このブログでは、私の失敗や試行錯誤の経験を通じて得たリアルな学びを発信し、「また走りたい」「フルマラソンを叶えたい」と願うあなたの一歩を、心から応援します。
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