冬のランニング、どうしてる?〜北海道ランナーが実践する雪道対策と継続のコツ〜
「冬になったら走れなくなるのかな…」 「雪道を走るのって危なくない?」 「寒くて外に出るのが億劫…」
そんな不安、ありますよね。私も寒いのが苦手なので、その気持ちはよく分かります。
私は北海道在住のランナーで、44歳から走り始めました。去年の冬はランニングを始めて最初の冬。正直、雪道を走ることへの不安はありましたし、実際に失敗もしました。
この記事では、そんな私が実践している冬のランニング対策をお伝えします。装備や走り方はもちろん、「走れない日の過ごし方」や「失敗談」も包み隠さずお話しますね。
冬のランニング、私の基本スタンス
走る。でも、ガンガンではない
結論から言うと、私は冬でも外を走っています。ただし、夏のようにガンガン走るわけではありません。
去年の冬は、そもそもランニングを始めて間もない時期。10km走れるようになったばかりでした。なので、冬の間は数キロ程度をゆっくり走る、という感じ。
今年はどうかというと、実は体調不良もあって、まだ走れていないんです。だから今シーズンは、まず外を歩くことから始めようかなと思っています。
週に2〜3回が目標
理想は週に2回、多くても3回走ること。でも、これはあくまで「目標」であって、「ノルマ」ではありません。
冬は路面状況や天候で走れない日も多いので、「今週は1回しか走れなかった」ということも普通にあります。それでいいんです。
「今日は走らない」と判断する基準
私が走らないと決めるのは、歩道が積雪で狭くなっているとき。
除雪で雪が歩道に積み上げられると、走れるスペースがなくなってしまいます。そんな日は無理をせず、家でストレッチをすることにしています。
冬の装備:私が実際に使っているもの
足元はゴアテックスのトレランシューズ
冬用に特別なシューズを買ったわけではありません。普段使いしているゴアテックス素材のトレイルランニングシューズをそのまま履いています。
ゴアテックスなので、雪や水が染み込みにくい。グリップも普通のランニングシューズより効くので、雪道でも比較的安心です。
専用のスパイクシューズを買う方法もありますが、私の場合は「今持っているもので走れる範囲で走る」というスタンス。わざわざ冬用に新しいシューズを買わなくても、手持ちのもので工夫できることもあるんです。
ウェアは重ね着が基本
冬のウェアは、レイヤリング(重ね着) が基本。私の場合はこんな感じです。
下半身
- ヒートテック的な保温インナー
- その上にウィンドブレーカーのズボン
上半身
- 夏も着用している速乾インナー(一番下)
- 温かいインナー(中間層)
- ウィンドブレーカー(一番外)
ポイントは、一番下に速乾素材を着ること。汗をかいたときに、肌から水分を離してくれます。その上に保温層、一番外に風を防ぐ層、という順番ですね。
小物は必須
寒さ対策で欠かせないのが小物類。私は以下のものを使っています。
- 手袋:指先が冷えると辛いので必須
- 帽子:頭からの放熱を防ぐ
- 耳当て:耳が冷えると痛くなる
- ネックウォーマー:首元からの冷気を防ぐ
特に耳は、冷えるとジンジンと痛くなるので、耳当ては欠かせません。帽子で耳まで覆えるタイプでもいいと思います。
雪道での走り方:北海道育ちの感覚を言語化してみる
ペースはゆっくり、キロ6分より遅く
冬の雪道は、夏のようなペースで走れません。私の場合、キロ6分より遅いジョグペースが基本です。
ただ、寒くて体が冷えてきたときは、少し早めに走ることもあります。体を温めるためですね。でも、それでも「飛ばす」というほどではありません。
接地時間を短く、真下着地、蹴らない
雪道での走り方について、私は北海道育ちなので、正直「いつもの感覚」で走っています。でも、言語化するならこんな感じ。
- 接地時間を短くする:足が地面に長く着いていると滑りやすい
- 真下着地をイメージする:足を前に出しすぎない
- 地面を蹴らない:蹴ると滑る原因になる
これは、北海道民が雪道を歩くときの感覚に近いかもしれません。ペンギンのように、小さな歩幅でちょこちょこ進むイメージですね。
路面の選び方
走る場所も重要です。私が避けるのは以下の2つ。
- 凍結している場所:ツルツルの氷は論外
- でこぼこになっている場所:足を取られやすい
理想は、圧雪されてフラットになっている場所。車が通った後の雪道や、除雪された歩道などですね。
ちなみに、今のところ転びそうになったことはありません。でも、油断は禁物。常に足元を見ながら、慎重に走っています。
寒いのが苦手な私が、それでも走る理由
走り出すまでが一番大変
正直に言います。私は寒いのが苦手です。
冬の朝、暖かい部屋から外に出るのは本当に億劫。「今日は走らなくていいかな…」と思うことも、しょっちゅうあります。
でも、一度走り出してしまえば、体が温まってきて意外と平気なんですよね。問題は、走り出すまでの心理的なハードル。これが一番高い。
体力維持とストレス解消のため
では、なぜ寒いのに走るのか。
理由は2つあります。体力維持とストレス解消。
冬の間まったく運動しないと、春になったときに体力がガタ落ちしている…という経験、ありませんか? 私はそれを避けたいんです。たとえ距離や頻度が減っても、体を動かす習慣を途切れさせたくない。
それに、走った後のスッキリ感は、冬でも変わりません。むしろ、寒い中を走り切った達成感は、夏よりも大きいかもしれません。
走れない日の過ごし方
家でできるトレーニング
冬は「今日は走れないな」という日が増えます。そんな日も、何もしないわけではありません。
私がやっているのは、ストレッチと軽い筋トレ。具体的には以下の2つをよくやっています。
スパイダーストレッチ 股関節の柔軟性を高めるストレッチ。ランジの姿勢から、片手を地面について体をひねる動き。走れない日でも、これをやっておくと体がほぐれます。
ブルガリアンスクワット 片足を後ろの台に乗せて行うスクワット。足の筋力維持に効果的です。冬の間に足の筋肉が落ちないように、週に何回かやるようにしています。
どちらも家でできて、10〜15分あれば終わります。「走れないから何もしない」ではなく、「走れないから別のことをする」という発想ですね。
私の失敗談:防寒しても風邪を引く
温かい格好をしているのに体が冷える
ここからは、私の失敗談をお話しします。
去年の冬、しっかり防寒して走っていたつもりでした。重ね着もした、手袋も帽子もつけた。「これで大丈夫だろう」と思っていたんです。
でも、結構な頻度で風邪を引きました。
なぜか。体の表面が思った以上に冷えていたからです。
走っている最中は体が温まっているので気づかないんですが、家に帰ってきて服を脱ぐと、体の表面がひんやりしていることがある。その状態で過ごしているうちに、体調を崩してしまう…という流れ。
防寒の調節は難しい
正直、冬の防寒の調節は今でも難しいと感じています。
着込みすぎると汗をかいて、それが冷える。かといって薄着だと最初から寒い。ちょうどいいバランスを見つけるのが、なかなか大変なんです。
これは「正解」を見つけたわけではなく、今も試行錯誤中。回数を重ねながら、少しずつ自分に合った防寒を見つけていくしかないのかな、と思っています。
走った後のケア:すぐに温まる
お風呂前に走るのがベスト
失敗から学んだこととして、走った後はすぐに体を温めることを意識するようになりました。
私の場合、夜お風呂に入る前に走ることが多いです。走り終わったら、そのまま温かいシャワーを浴びる。理想は湯船にゆっくり浸かること。
このルーティンだと、体が冷え切る前に温まれるので、風邪を引きにくくなった気がします。
温かい飲み物も良さそう
これは今年試してみようと思っていることなんですが、走った後に温かい飲み物を飲むのも良さそうですよね。
走り終わって、ホットココアや温かいお茶を飲む。体の中から温まれるし、「走り終わった後のご褒美」にもなる。今シーズンはこれを習慣にしてみようと思っています。
冬にランニングを始める人・続けたい人へ
歩くだけでも良い運動になる
最後に、冬にランニングを始めようとしている人、または冬も走り続けたい人へのメッセージです。
まず伝えたいのは、無理しなくていいということ。
雪が降っているとき、吹雪いているとき、無理に走る必要はありません。そんな日は、温かい格好で外を歩くだけでも良い運動になります。
実際、私も今シーズンはまだ走れていません。だから、まずは外を歩くことから始めようと思っています。走れなくても、歩けばいい。歩けなくても、家でストレッチすればいい。「何かしら体を動かす」ことが大事なんです。
最初は着込んでいい
もうひとつ。最初は着込みすぎるくらいでいいと思います。
「暑くなったら脱げばいいや」くらいの気持ちで、多めに着て走り出す。そうやって何回か走るうちに、「このくらいでちょうどいい」という感覚が分かってきます。
防寒の調節は、正直、回数を重ねないと分からない部分があります。最初から完璧にしようとせず、少しずつ調整していけばいいんです。
まとめ
冬のランニングで大切なポイントをまとめます。
- 無理に走らなくていい:路面が危険な日は、歩くだけでもOK
- 足元はグリップの効く靴で:トレランシューズやゴアテックス素材がおすすめ
- 重ね着で防寒:速乾インナー+保温層+ウィンドブレーカー
- 小物は必須:手袋、帽子、耳当て、ネックウォーマー
- ペースはゆっくり:キロ6分より遅いジョグで十分
- 走り方を工夫:接地時間短く、真下着地、蹴らない
- 走れない日は家でトレーニング:ストレッチや筋トレで体力維持
- 走った後はすぐ温まる:お風呂前に走るのがおすすめ
- 防寒は少しずつ調整:最初は着込んでいい
冬は確かに走りにくい季節です。でも、完全にやめてしまう必要はありません。
自分のペースで、無理のない範囲で、体を動かし続ける。それだけで、春になったときの体力が全然違ってきます。
寒いのが苦手な私でも続けられているので、きっとあなたも大丈夫。一緒に冬を乗り越えましょう!
関連記事
- 【実録】運動ゼロから1年でフルマラソン完走!私の練習メニューと月間走行距離を全公開
- ランニング初心者のための怪我予防ストレッチ・セルフケア完全ガイド〜無理なく続けられる方法〜
- 【実体験】ランニング初心者がやってしまった失敗談10選〜1年でフルマラソン完走した私の痛い経験から学ぶ〜
あなたの冬ランニング事情を教えてください
あなたは冬、どうやって走っていますか? それとも、冬は走らない派ですか?
「こんな防寒グッズが良かった」「こうやって冬を乗り越えた」などの体験談があれば、ぜひコメントで教えてください。これから冬を迎える方の参考にもなると思います!

